トリセツ女を返品しました。
そんな関係にも唐突に終わりが訪れました。
とある平日の12:50過ぎ。そろそろ昼休みも終わるな~と思いながらラインを確認すると彼女から連絡がありました。嫌なタイミングで見ちゃったな、と思いつつ中身を確認すると、、
「風邪ひいて動けない、熱もあって頭も痛い、、、今から家に来て看病して、、、」
SOSの知らせです!(白目)その日は私が司会担当の月次会議あり、「体調崩しました!」なんて言いながら早退なんてできる状況じゃありません。
気遣うラインと、司会する会議があるから定時終わってから行くことだけ伝えて。会議室の準備に向かいました。
無事会議が終了し、帰ってこないラインに「これから向かうね!何か買うものある?」と送ると、「特に何も買わなくて大丈夫」という短いラインが返ってきました。
急いで彼女の家に向かい玄関の扉を開けると、元気な彼女の姿があります。
しかも「玄関で眉間にしわを寄せながら仁王立ち」と大変元気なお姿です。
「あれ?風邪で体調の悪いんじゃないの?動けないんじゃないの?」整理しきれずにぽかんとしていると、「部屋にあがって座って(正座)」と犯人を見つけた万引きGメンの様な態度で短く指示をされました。
重苦しい雰囲気の中、開口一番。
「なんですぐに来てくれなかったの?体調悪いっていったじゃん。」「代わりに忙しいのに○○ちゃんに来てもらったんだからね?」「彼女が風邪ひいて動けないのに飛んでこないとか、彼氏失格って○○ちゃんもいってたよ!?」叱責の嵐です。
正直、今回は「100年の恋(笑)」も覚めました。しかもまた○○ちゃんですか。前も記念日を毎回祝わないなら~とか似たようなこと言ってた人ですよね。
休みの日で直ぐに断れる用事で来なかったならまだしも、普通の平日ですよ?こちとら仕事してます!あんたシフト勤務の日にこっちが「体調悪いから仕事抜けだしてきて!」って言ったら来るんですか!?
一通り頭の中で悪態を吐いて、表では冷静を取り戻すファインプレー。その場で「別れよう」という話を切り出しました。返品の申し入れです。
予想外のことに慌てふためいたのは「彼女(過去)」です。そりゃあ、今まで言うことなんでも聞いていた男が急に、強い態度をとってきたのだからビックリですよね。
おろおろして言葉を出せない彼女をしり目に「じゃ帰るね」と短く別れの言葉を切り出して、その日は退散しました。