アプリで「トリセツ」と付き合った話②
付き合って最初の3か月くらいは順調でした。特に大きな喧嘩もなく、たまに平日に有給取って相手がシフト休みの日に遊びに行ったり、旅行に行ったりと楽しくお付き合いしていました。
月に数回決まって不機嫌になるタイミングがあるくらいで、それもあまり気にすることも無く過ごしていたある日、4か月が丁度経過したころ、彼女の態度が急激におかしくなりました。
どちらかと言えば多かったラインの頻度が急激に少なくなり、シフトが出たらすぐに予定を確認してデートの日にちを決めていたのに、丸1日休みの日は「予定があるから」と断られる始末。
何かに怒っていることは明らかなのですが、こちらとしては何かやらかした記憶はないので、何に対して謝っていいか分からず。「??」となる日が続きました。
そんなある日の夜、急に彼女から「話したいことがあるから電話したい。」のラインが、「これは別れ話だろうなぁ」と思いつつ閻魔の裁判を受けるようなメンタルで電話を掛けました。
「なんで私の態度がおかしいか分かってる?」
世の中の男子が一番聞きたくないセリフベスト3には入るのではないでしょうか。
そして正直思い当たる節は何もない時の恐怖といったら例えようがない。
「あれもこれも怒られる状態」を避けるために、「色々気づけなくてごめん。何が一番嫌だった?」とシンプルに答えることにしました。
返ってきた言葉は、驚くべきものでした。